先日母親が一泊したとき、「母親、歳をとったな~」と再認識をしてしまった。自分が家を出てからもう20年近く経っていることにもビビるんだけど、そりゃ20年も経ったら老けもするよな~。親も自分も。
母親が今の自分くらいの年齢のとき、自分は中学生くらいだった。今の母親の年齢は、祖母の年齢。 子供の頃は漠然と、歳をとったら勝手に大人になるもんだと思ってたけど、 この歳にもなっても親はいつまでも親だし、子はいつまでも子だ。というか、今の自分に中学生の子供がいるって正直まったく想像がつかないし、この年齢でも気持ち的には大人って感じしないし、世の中の親ってすごい。
自分の中にある家族は、家を出たときから時が止まっている。わたしの中の母親はずっと40台だし、妹なんかまだ高校生だ。妹もとっくの昔に成人してるのにね。
久しぶりに会った(とはいえ、少なくとも1年に1回くらいのペースでは会ってるけど)母親は、わたしの中にいる母親よりも、ずっと小さくなって、ずっと白髪が増えて、ずっとシワシワだった。
たぶん、同じように母親も、わたしのことはまだ中学生か高校生くらいだと思ってると思う。いつまでも子ども扱いしてるし、昔の話もそのくらいの年齢の話ばっかりだ。まあ、お互いにデータが更新止まってるので、仕方ないね。
もっと会う頻度増やして、お互いの最新データを更新していかないとなあ。